子供の包茎治療は必要?

深刻な表情の女性

子供をもつ母親の悩みとしても話題にあがる息子の包茎。男性からすると子供の包茎は当然ですが、おちんちんを見慣れていない女性からすると心配になってしまう場合もありますね。彼氏や夫はよいが息子が包茎は嫌という意見の女性もいるようです。性器に関するデリケートな問題のため相談しづらく、治療や矯正が必要になるケースとそうでない場合の境目もわかりにくいかもしれませんね。

 

子供の包茎は当たり前

皮かむりのちんちんのことを子供ちんぽといったりもしますが、子供のおちんちんが包茎であることは自然なことです。包皮口が狭いため、手で包皮を剥こうとしてむけない場合でも5〜6歳くらいまでは自然に包皮口が伸びるのまで様子をみることが一般的とされています。

ペニスの先端が腫れる亀頭包皮炎や、包皮がカリの部分につっかえて戻らなくなってしまうカントン包茎の状態がみられた場合などに子供が痛みを訴える場合があります。そのような場合は医療機関の診療を受けましょう。

 

お母さんは息子の包茎が心配

男児の包茎を心配するのは、父親よりも母親の場合が多いようです。男性の場合は自身の経験から子供が包茎であることを気にする場合は少ないですが、育児中のママは夫の性器と形が異なることや、息子が将来いじめられるのではないか、女性からモテなくなるのではというような不安や焦りを感じる場合もあるようです。

1歳ごろまでは、包皮が完全にむけない児童も多い為、腫れているなどの症状がない場合には包茎であること自体をとりたてて問題に感じる必要はないでしょう。

 

判断する時期と対処方法

小学校入学前の幼児期後半になっても、子供がおちんちんの皮をむいて亀頭を露出できない場合は、包皮が亀頭と癒着している場合があります。思春期以降もこの状態がつづいた場合は亀頭を露出できない真性包茎となります。この場合は泌尿器科や小児科などでステロイド軟膏を用いた改善治療を検討するとよいでしょう。