包茎の種類

タートルネックの男性

敵を知り己を知れば百戦危うからずと兵法の言葉にもあるように、包茎矯正や治療を考える際にも、現状分析は重要です。自分や彼氏の陰茎の状態を把握した上で対処方法を考えましょう。包茎には3つの種類があり、それぞれに原因や症状が異なります。

 

仮性包茎

もっとも多いタイプの包茎です。普段から皮が余っていることで亀頭が隠れていますが、包皮を剥くと亀頭を露出させることができます。平常時は皮かむりの状態でも勃起時にはムケている軽度のものから、勃起時でも皮を被ったままの状態のものまで包茎の程度はさまざまです。日常生活に支障はないため、仮性包茎の場合、一般的に手術での治療は保険の適用外となります。

 

カントン包茎

包皮口が狭いため皮を剥いた状態で勃起すると痛みがある場合や、無理に皮を剥いてしまうと元にもどらず亀頭を締め付けてしまうような包茎をカントン包茎といいます。このような症状が出た場合は、亀頭に血がまわらず最悪壊死を起こしてしまう場合もあるため、速やかに病院で医師の診療を受けましょう。カントン包茎と診断された場合には保険の範囲内で治療が可能です。

 

真性包茎

平常時でも勃起時でも亀頭を露出させることができない症状の包茎は真性包茎です。真性包茎の原因には、カントン包茎と同じく包皮口が狭く皮をむくのが困難な場合と、亀頭と包皮が癒着しているため、皮をむくことができない場合の2パターンがあります。

真性包茎の場合は、皮をむいて陰茎を洗うことができないため、皮のなかに恥垢が溜まりやすく臭いの温床となってしまったり、性交時に快感が得られにくいなどのデメリットがあります。真性包茎と診断された場合も保険適用の範囲内で治療が受けられます。